Day 0・Webページの正体 — HTML/CSS/JSの三層
Webページは3つの層でできている
HTMLが骨組み、CSSが見た目、JSが動き。役割を分けて考えると迷子にならない。
あなたが見ているWebページは、実は3種類の材料が重なってできています。骨組みを作る 、見た目を整える 、動きをつける JS(JavaScript)の3つです。この3つはそれぞれ役割がハッキリ分かれています。ここを最初に押さえておくと、AIが作ったコードを見たときに「これはどの層の話か」がスッと分かるようになります。
たとえるなら
1軒の家を思い浮かべてください。柱や壁や床といった構造がHTML、壁紙やカーテンや照明の色といった内装がCSS、エアコンや自動ドアといった動く家電がJSです。同じ家でも、この3つは作る人も直す場所も違います。
- HTML(骨組み) … どんな部品があるか。見出し・段落・画像・ボタンなど「中身の並び」を決める
- CSS(見た目) … その部品をどう見せるか。色・大きさ・余白・配置を決める
- JS(動き) … 押したら開く、スクロールで出てくる、といった「反応」を作る
大事なのは、この3つが別々のファイル(または別々の書き場所)に書かれることが多い、という点です。だから「文字の色を変えたい」ときはCSSを、「ボタンの文字を変えたい」ときはHTMLを、と探す場所が自然に絞れます。逆にここが混ざって見えていると、直したい1行がどこにあるのか分からず迷子になります。
<h1>ようこそ</h1>
<p>これは段落です。</p>
<button>送信</button>h1 {
color: navy;
font-size: 32px;
}
button {
background: orange;
}なぜ役割を分けるの?
分けておくと直すのがラクだからです。内装(色)を変えたいだけなのに柱(骨組み)を触ると家が傾きます。同じように、見た目を変えたいだけならCSSだけを触れば安全で、HTMLの中身は壊れません。この「役割分担」がWebの根っこの考え方です。
AIにはこう頼む
「このページの見た目(色や余白)だけ変えたい。HTMLの中身はそのままで、CSSだけ直して」と頼むと、AIは触る層を限定してくれます。層を指定するだけで、事故がぐっと減ります。
この講座では、まずHTML(骨組み)とCSS(見た目)を読めるようになることを目指します。JS(動き)はもう一段先の話なので、今は「動きはJSが担当」とだけ覚えておけば十分です。
読んでも腑に落ちない所は、AIに噛み砕いてもらいましょう。
理解度チェック
答えられれば、面接で説明できる状態に一歩近づきます。
Webページの色や余白といった「見た目」を担当しているのはどれですか?
HTML・CSS・JSの3つの役割を、家のたとえを使って説明してください。
記述式です。まず自分の言葉で答えを考えてから、模範解答を開いて自己採点してください。