Day 0・データベースとは — データをしまう「表」の世界
SQLとは — データベースにお願いする言葉
SQLは、データベースに『これ取って』『これ足して』とお願いするための専用の言葉。まずは読めればよい、という気持ちで始めます。
SQL=データベース専用の「お願いの言葉」
データベースにデータをしまったり取り出したりするには、決まった言い方でお願いする必要があります。その言い方が「SQL(エスキューエル)」です。SQLは Structured Query Language の略ですが、名前は覚えなくて大丈夫。要は「データベースと話すための言葉」だと思ってください。
たとえば店員さんに「20歳以上のお客さんの名前を教えて」とお願いするように、データベースには次のように書いてお願いします。英語に近い並びなので、慣れると意味が読み取れます。
SELECT name, age
FROM users
WHERE age >= 20;- SELECT … 「これを見せて」と取り出すお願い
- FROM … 「どの表から?」を指定する
- WHERE … 「こういう条件のものだけ」と絞り込む
SQLは、通販・SNS・銀行・予約サイトなど、ほとんどのサービスの裏側で使われています。だから「ITの必須教養」と言われます。とはいえ、いきなり自分でスラスラ書けなくても心配いりません。まずは書かれたSQLを見て「これは何をしているか」を読めるようになるのが最初のゴールです。
なぜ今SQLを学ぶの?
実際のSQLはAIに書いてもらえる時代です。でも、AIが出したSQLが『正しいことを頼んでいるか』を人間が読めないと、間違ったデータを信じてしまいます。だから『書ける』より先に『読める・説明できる』ことが大事なのです。
最初は「読めればよい」
細かい書き方やルールを全部暗記する必要はありません。SELECT・FROM・WHERE の3語がだいたい何をしているか分かれば、この講座のスタートラインとしては十分です。
AIにはこう聞く
「このSQLは何をしているのか、日本語の文章に直して説明して」とSQLを貼り付けて聞いてみましょう。逆に「20歳以上のユーザーの名前を取り出すSQLを書いて」とお願いして、出てきた文を読んで確かめる練習もおすすめです。
読んでも腑に落ちない所は、AIに噛み砕いてもらいましょう。
理解度チェック
答えられれば、面接で説明できる状態に一歩近づきます。
SQLとは何かを、もっとも正しく表しているのはどれ?
次のSQLが何をしているか、日本語で説明してください: SELECT name FROM users WHERE age >= 20;
記述式です。まず自分の言葉で答えを考えてから、模範解答を開いて自己採点してください。