Day 0・なぜTypeScript/JSからの一歩
環境の考え方
TSがどこで動くのか、まずは「読める状態」を目指せばよいことを理解する。
まず知るべきは「TSはそのままでは動かない」
少し意外かもしれませんが、ブラウザやサーバーはTypeScriptをそのまま実行できません。TSは最終的にJavaScriptへ変換(コンパイル)してから動きます。型注釈は変換のときに取り除かれ、実行されるのは型のないJSです。
型は実行時には消える
型は「開発中にあなたとAIを守るためのメモ」であって、動くプログラム本体はJSです。だから型をたくさん書いても、実行速度が重くなることはありません。
変換する道具の名前だけ知っておく
- tsc: TypeScript公式の変換ツール(TypeScript Compilerの略)。TSをJSに変換する
- Next.js: React向けの人気フレームワーク。中でTSの変換をやってくれる
- オンライン実行環境: TypeScript PlaygroundなどブラウザだけでTSを試せる場所もある
今の段階では、これらを自分でインストールして設定する必要はありません。名前と役割をなんとなく知っておけば十分です。実際の環境構築が必要になったら、AIに手順を聞けば案内してくれます。
AIにはこう聞く
「TypeScriptをブラウザだけで試したい。TypeScript Playgroundの使い方を初心者向けに教えて」と頼めば、インストール不要で手を動かせます。
この教材のゴールは「まず読める」
最初から全部を自分で書けるようになる必要はありません。この教材が目指すのは、AIが出したTypeScriptを読んで、型が何を守っているか説明でき、おかしい所に気づける状態です。書くのはそのあとで自然についてきます。
つまずきやすい進め方
最初から環境構築で完璧を目指し、設定でつまずいて先に進めない
おすすめの進め方
まずコードを読めるようにし、必要になった時だけAIに聞いて環境を整える
環境構築で止まらない
初心者が最初に挫折しやすいのが環境構築です。ここは深追いせず、読む力を先に育てましょう。手を動かしたくなったらオンライン実行環境で十分です。
読んでも腑に落ちない所は、AIに噛み砕いてもらいましょう。
理解度チェック
答えられれば、面接で説明できる状態に一歩近づきます。
TypeScriptの実行について正しい説明はどれですか。
初心者がまず「読める状態」を目指すのがよい理由を、環境構築の観点も含めて説明してください。
記述式です。まず自分の言葉で答えを考えてから、模範解答を開いて自己採点してください。