TS初めてのTypeScript

Day 1変数・基本型・関数

基本型(string / number / boolean / 配列 / null / undefined)

よく使う基本の型と、値がない状態を表す null・undefined の違いを押さえる。

まず覚える3つの基本型

型の中でも登場回数が圧倒的に多いのが string(文字列)、number(数値)、boolean(真偽値=trueかfalse)の3つです。TypeScriptには整数用・小数用の区別はなく、数はすべて number です。

TYPESCRIPT
const message: string = "こんにちは";
const price: number = 1980;      // 整数も小数も number
const rate: number = 0.08;
const isPublished: boolean = true;
基本型の例

配列の型:同じ種類を並べる

配列は「同じ種類の値を順番に並べたもの」です。型は「要素の型のうしろに [] を付ける」と書きます。string[] なら文字列の配列、number[] なら数値の配列です。

TYPESCRIPT
const tags: string[] = ["ai", "typescript", "web"];
const scores: number[] = [80, 92, 75];

// 別の型を混ぜるとエラーになる
// tags.push(100); // エラー: number は string[] に追加できない
配列の型注釈

なぜ配列に型があると助かるのか

AIに「ユーザー名の一覧を作って」と頼むと string[] が返るはず。もし数値が混ざったコードが返ってきても、string[] と宣言しておけば混入した瞬間に赤線が出ます。データの形をあらかじめ決めておくと、想定外の値の混入を早く見つけられます。

null と undefined:「値がない」を表す2つ

「値がまだない」状態を表す型が2つあります。 は「まだ何も代入されていない・未定義」、 は「意図的に空っぽにした」という意味合いで使い分けられることが多いです。実務では、この2つの扱い忘れがバグの定番なので、型の段階で意識しておきます。

値がない可能性を無視している

nickname が無いとき name.length で落ちる

TYPESCRIPT
function show(nickname: string) {
  return nickname.length; // 空のときを考えていない
}

「無いかもしれない」を型で表す

string | undefined なら未設定を扱える

TYPESCRIPT
function show(nickname: string | undefined) {
  return nickname ? nickname.length : 0;
}

AIにはこう聞く

「この値は null や undefined になる可能性がある?あるなら型と分岐をどう書けばいい?」と聞くと、値が無い場合の安全な書き方まで含めて出してくれます。

  • 文字列は string、数値は number(整数も小数も)、真偽は boolean
  • 配列は「要素の型 + []」。例:string[]、number[]
  • undefined は未定義、null は意図的な空を表すことが多い
  • 値が無い可能性があるなら型で表しておくとバグを防げる

読んでも腑に落ちない所は、AIに噛み砕いてもらいましょう。

理解度チェック

答えられれば、面接で説明できる状態に一歩近づきます。

Q1

「数値の配列」を表す型注釈として正しいものはどれ?

Q2

TypeScriptの number 型について正しい説明はどれ?

Q3

null と undefined を、それぞれどんな場面で使うか自分の言葉で説明してください。

記述式です。まず自分の言葉で答えを考えてから、模範解答を開いて自己採点してください。