Day 0・なぜTypeScript/JSからの一歩
なぜ今TypeScriptなのか
AIプロダクトを作る土台として、TypeScriptが選ばれる理由を実感する。
コードは書くより「読む・直す」時間が長い
プログラミングの学習というと「一から全部書く」イメージがあるかもしれません。でも実際の開発、とくにAIと一緒に作る開発では、コードを書くより「読む・確かめる・直す」時間のほうがずっと長くなります。AIが実装案を出し、あなたがそれを読んで、意図どおりか判断し、間違っていれば直す。この流れが中心になります。
TypeScript(略してTS)は、この「読む・確かめる」を助けるために作られた言語です。ふだんWeb開発で使うJavaScript(略してJS)に「型(かた)」という情報を足したもので、値が数値なのか文字なのかをコードにはっきり書いておけます。
なぜ型が効くのか
AIは自信満々に間違えることがあります。型があると、AIが生成したコードの取り違え(数値を入れるべき所に文字を入れた等)を、実行する前に機械が指摘してくれます。あなたが全部見抜かなくても、型が最初の見張り役になります。
AIプロダクトを作る人にこそ向いている
- AIが出したコードの間違いに、動かす前に気づける
- 実装はAIに任せつつ、型で「安全な形」を決めて守れる
- 自分のコードを人に説明しやすい(型が仕様書のかわりになる)
「実装はAIに任せ、型で守り、自分の言葉で説明できる」。この状態を目指すのが、この教材のゴールです。TSはそのための共通言語になります。
求人・現場でも標準になりつつある
誇張はしませんが、Web系の新しいプロジェクトでTypeScriptを採用する例は年々増えています。ReactやNext.jsといった人気の道具もTS前提で説明されることが多く、TSが読めると学べる教材や仕事の幅が広がります。まずは「読める」ところから始めれば十分です。
AIにはこう聞く
「このTypeScriptのコードを、プログラミング初心者向けに一行ずつ日本語で説明して。型が何を守っているかも教えて」と頼むと、読む力が早く育ちます。
読んでも腑に落ちない所は、AIに噛み砕いてもらいましょう。
理解度チェック
答えられれば、面接で説明できる状態に一歩近づきます。
AIプロダクト作りでTypeScriptが役立つ理由として、最も適切なものはどれですか。
「AIに実装を任せるのに、なぜTypeScriptを使うのか」を、初心者にも伝わるように説明してください。
記述式です。まず自分の言葉で答えを考えてから、模範解答を開いて自己採点してください。