Day 0・なぜTypeScript/JSからの一歩
JavaScriptを最小だけ
変数・関数・オブジェクトという最小のJSを知り、TSがそこに型を足したものだと理解する。
TypeScriptは「JavaScript + 型」
TypeScriptは新しく別物を覚え直す言語ではありません。JavaScriptにそのまま「型」を足したものです。ですから、JSの基本(変数・関数・オブジェクト)を少しだけ知っておくと、TSはすっと入ってきます。ここでは最小限だけ触れます。
変数: 値に名前をつける
変数(へんすう)とは、値に名前をつけて後で使い回すための入れ物です。JSでは const(定数、あとで入れ替えない)と let(あとで入れ替える)を使います。
const name = "太郎";
let count = 0;
count = count + 1;関数: 入力を受け取り結果を返す
関数(かんすう)は、何かを受け取って処理し、結果を返す小さな機械です。受け取る値を引数(ひきすう)、返す値を戻り値と呼びます。
function greet(person: string): string {
return "こんにちは、" + person;
}
const message = greet("太郎");型はJSに足した部分
上の person: string の : string がTypeScriptで足した「型注釈」です。これを消すとふつうのJavaScriptになります。TSはJSの上に注釈を書き足しているだけ、とイメージしてください。
オブジェクト: 関連する値をまとめる
オブジェクトは、関連する複数の値を「名前: 値」のペアでまとめた入れ物です。ユーザー1人分の情報などをひとまとめにできます。
const user = {
name: "太郎",
age: 20,
};
console.log(user.name);この3つ(変数・関数・オブジェクト)がわかれば、TSのコードの大部分は読み始められます。細かい文法はAIに聞きながらで十分です。
AIにはこう聞く
「このJavaScriptに、初心者向けにTypeScriptの型注釈を足して。どこを足したか印をつけて説明して」と頼むと、JSとTSの差分が体感できます。
読んでも腑に落ちない所は、AIに噛み砕いてもらいましょう。
理解度チェック
答えられれば、面接で説明できる状態に一歩近づきます。
TypeScriptとJavaScriptの関係として正しいものはどれですか。
次のコードで、TypeScriptとして「足された部分(型注釈)」はどれですか。function greet(person: string): string { return person; }
変数・関数・オブジェクトが、それぞれ何のためのものかを一文ずつで説明してください。
記述式です。まず自分の言葉で答えを考えてから、模範解答を開いて自己採点してください。