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Day 1変数と値 — データを入れる箱

変数とは — ラベルを貼った箱

変数は値に名前をつける箱。const と let の違いと、まず const から使う理由を知る。

変数は「値に名前をつける箱」

プログラムでは、数字や文字などの値(あたい)をあちこちで使い回します。そのたびに書き直すのは大変なので、値に名前をつけておく仕組みが変数(へんすう)です。イメージは、中身を入れてラベルを貼った箱です。「namae」というラベルの箱に「太郎」を入れておけば、あとは箱の名前を呼ぶだけで中身を取り出せます。

JAVASCRIPT
const name = "太郎";
console.log(name);
name という箱に「太郎」を入れ、あとで name と書くだけで取り出せる

const と let の違い

変数を作る書き方には主に const(コンスト)と let(レット)があります。const は「あとで中身を入れ替えない箱」、let は「あとで中身を入れ替える箱」です。ラベルはそのままに、箱の中身を差し替えたいときが let、中身を固定しておきたいときが const です。

JAVASCRIPT
const tax = 0.1;   // あとで変えない値は const
let count = 0;      // あとで変える値は let
count = count + 1;  // let は入れ替えOK
console.log(count); // 1
count は let なので入れ替えられる。tax は const で固定

const の箱は入れ替えられない

const で作った箱に、あとから別の値を入れ直そうとするとエラーになります。たとえば const tax = 0.1; のあとに tax = 0.2; と書くと「定数には代入できない」と怒られます。入れ替えたい値だと分かっているなら、最初から let にしておきましょう。

まず const、必要なときだけ let

迷ったら、まず const を使います。理由は「うっかり中身が書き換わる事故」を防げるからです。const にしておけば、どこかで勝手に値が変わることがなく、コードを読む人も「この値は変わらない」と安心できます。そして、どうしても入れ替えが必要な場面(カウントを増やす、状態を切り替えるなど)でだけ let に変えます。

なぜ const から始めるのか

変わらないと分かっている箱に「変わらない」という印(const)をつけておくと、あとで読む人(未来の自分やAI)が値の追跡をしなくて済みます。let が並ぶコードは「どこかで値が変わるかも」と身構えて読む必要があり、疲れます。まず const にすることで、注意すべき let を目立たせられます。

AIにはこう聞く

「このコードの let を、入れ替えが不要なものは const に直して。なぜ const にできるのか一つずつ理由を教えて」と頼むと、const 優先の感覚が早く身につきます。

読んでも腑に落ちない所は、AIに噛み砕いてもらいましょう。

理解度チェック

答えられれば、面接で説明できる状態に一歩近づきます。

Q1

const と let の使い分けとして、最も適切なものはどれですか。

Q2

次のコードを実行するとどうなりますか。const tax = 0.1; tax = 0.2;

Q3

「変数とは何か」と「なぜまず const を使うのか」を、初心者にも伝わるように説明してください。

記述式です。まず自分の言葉で答えを考えてから、模範解答を開いて自己採点してください。