Day 0・全体像 — プログラミングとバイブコーディング
バイブコーディングとは
AIにコードを作ってもらう新しい作り方。その便利さと、丸投げの危うさをつかむ。
AIに作ってもらう、新しい作り方
[[vibe-codin用語](バイブコーディング)とは、ざっくり言うと『やりたいことを言葉でAIに伝えて、コードを作ってもらう作り方』のことです。自分で一文字ずつ書く代わりに、AIに『こういうものが欲しい』とお願いする。これがバイブコーディングです。
たとえるなら
腕のいい料理人(AI)に『さっぱりした和風パスタが食べたい』と伝えると、レシピを考えて作ってくれる感じです。あなたは材料を全部知らなくても、注文する側に回れます。とても便利です。
このときAIに出すお願いの文章を [[prompclienrequest(プロンプト、指示文)と呼びます。プロンプトが注文票、AIが料理人、出てくる料理が [[source-codclienrequest(コード)です。注文がふわっとしていると、料理もふわっとしたものが出てきます。
ふわっとした注文
「なんかいい感じのアプリ作って」→ 何を作りたいのか伝わらず、ずれたものが出てくる。
具体的な注文
「入力した文字数を数えて画面に表示する小さなページを作って」→ 意図が伝わり、狙い通りに近づく。
丸投げの危うさ
AIは自信満々に、それらしいけれど間違ったコードを返すことがあります(これを [[hallucinatioclienrequest = もっともらしい嘘、と呼びます)。中身を全く読めないまま丸投げして受け取ると、間違いに気づけず、動かない・変な動きをするものをそのまま使ってしまいます。
たとえるなら
丸投げは『メニューも味も分からない言語の国で、店員に全部おまかせ注文する』ようなものです。運が良ければ美味しい。でも変なものが出てきても、あなたには気づく手段がありません。基礎があると、出てきた皿を見て『これは頼んだものと違うぞ』と分かるようになります。
- やりたいことを言葉(プロンプト)でAIに伝える
- AIがコードを作って返す
- 自分で中身をざっと読んで、狙い通りか確かめる
- 違えば直してもらう、または自分で直す
大事なのは、バイブコーディングは『丸投げ』ではなく『共同作業』だということです。AIが手を動かし、あなたが方向を決めて確認する。3番と4番の『確かめる・直す』ができる人になるために、これから基礎を学びます。
なぜ基礎とセットなのか
料理人に任せても、味見をするのは注文したあなたです。味が分かる舌(=コードを読む基礎)があるほど、良い注文ができ、変な皿に気づけます。基礎はAIを手放すためではなく、AIをうまく使いこなすために要ります。
AIにはこう頼む
「作ってくれたコードが何をしているか、初心者向けに一行ずつ日本語でコメントして」と頼むと、丸投げから一歩抜け出し『読める』状態に近づけます。
読んでも腑に落ちない所は、AIに噛み砕いてもらいましょう。
理解度チェック
答えられれば、面接で説明できる状態に一歩近づきます。
バイブコーディングにおける『プロンプト』の役割として正しいものはどれ?
AIに丸投げする危うさを最もよく表しているのはどれ?
バイブコーディングは『丸投げ』ではなく何だと言えるか、たとえを交えて説明してください。
記述式です。まず自分の言葉で答えを考えてから、模範解答を開いて自己採点してください。