バイブコーディングの土台

Day 4関数と部品化

引数と戻り値

引数は関数に渡す材料、戻り値は返ってくる料理。渡し方と受け取り方の考え方をつかむ。

材料を渡すと、料理が返ってくる

関数は「入れたら出てくる箱」でした。このとき、箱に入れる材料を引数(ひきすう)、箱から返ってくる結果を戻り値(もどりち)と呼びます。名前はいかついですが、中身はレストランの注文と同じです。

たとえるなら

あなたは注文票に『パスタ、辛さ普通』と書いて渡します(引数)。キッチンで調理され(処理)、できた料理が運ばれてきます(戻り値)。注文の内容を変えれば、出てくる料理も変わります。

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関数「料理する」(材料, 辛さ)
  処理: 材料を辛さの指定どおり調理する
  戻り値: 完成した料理

料理する("パスタ", "普通")  ->  普通の辛さのパスタ
料理する("カレー", "辛口")  ->  辛口のカレー
引数を変えると戻り値が変わる。同じ関数でいろいろ作れる。

引数は複数渡せます。順番や意味が大事なので、『何を、どんな指定で渡すか』を意識しましょう。戻り値は、その関数の仕事の成果物です。

なぜ戻り値が大事なの?

戻り値があるから、関数の結果を次の処理に使えます。『税込み価格を計算する』の戻り値を『合計を表示する』に渡す、というように部品どうしをつなげられる。戻り値は部品と部品をつなぐバトンです。

何を渡すか曖昧

引数の意味が分からず、正しく呼べない

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作る(3, 1, true)  // 3? 1? trueって何??

何を渡すか明確

名前や指定で意味が伝わる

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ピザを作る(サイズ="M", 枚数=1, チーズ増し=true)

戻り値がない関数もあります。たとえば『画面に表示するだけ』の関数は、料理を作るのではなく『お知らせを貼り出すだけ』のイメージ。何かを返すか、何かをするだけか、を区別できると関数の役割が見えてきます。

AIにはこう頼む

「サイズと枚数を受け取って、合計金額を戻り値として返す関数を作って。引数の名前は意味が分かるようにして」。引数(渡すもの)と戻り値(返すもの)を先に決めて伝えるのがコツです。

確認すべきポイント

AIが作った関数を使うときは、『どんな引数を渡せて、何が戻ってくるか』を必ず確認しましょう。ここを勘違いすると、変な値が返ってきても気づけません。関数の入口(引数)と出口(戻り値)を読めることが、任せて直せる人の第一歩です。

読んでも腑に落ちない所は、AIに噛み砕いてもらいましょう。

理解度チェック

答えられれば、面接で説明できる状態に一歩近づきます。

Q1

レストランの注文にたとえたとき、「戻り値」にあたるのはどれ?

Q2

引数と戻り値の関係を、たとえを使って説明してください。

記述式です。まず自分の言葉で答えを考えてから、模範解答を開いて自己採点してください。