Day 7・AIと組んで作る・直す — バイブコーディング実践
ハルシネーションと検算 — それっぽい嘘を見抜く
AIは自信満々に間違える。事実を自分で確かめる習慣を身につける。
AIは「自信満々に間違える」ことがある
[[hallucinatioclienrequest(ハルシネーション)とは、AIが事実でないことを、さも本当のように自信たっぷりに答えてしまう現象です。悪気があるわけではなく、AIは「それっぽく続く言葉」を選ぶのが得意なので、たまに実在しない関数名や、間違った手順を堂々と書いてしまいます。
たとえるなら
とても物知りで話し上手な友人が、たまに知らないことでも「たしかそうだったよ」と自信満々に答えるのに似ています。9割は正しいから信じたくなる。でも、その1割が混じっているつもりで聞くのが安全です。
自信の強さは正しさの証拠ではない
AIの口調が断定的でも、それは正しさとは無関係です。人間なら「自信なさそう=あやしい」と判断できますが、AIは間違っているときも同じトーンで話します。トーンで信用しないこと。
検算 — 出てきた答えを自分で確かめる
検算とは、返ってきた答えが本当に正しいかを、別の方法で確かめることです。学校の算数で、割り算の答えを掛け算で確かめたのと同じ発想です。AI時代でいちばん大事な生活習慣と言ってもいいくらいです。
- 小さく試す: いきなり本番に入れず、簡単な入力で1回動かして結果を見る
- 境界を試す: 「0のとき」「空っぽのとき」「すごく大きいとき」を入れてみる
- 出典を確かめる: 手順や事実は、公式ドキュメントや一次情報で裏を取る
- 別の言い方で聞き直す: 同じ質問を角度を変えて聞き、答えがブレないか見る
検算しない
AIが書いた「この関数を使えば一発です」を鵜呑みにして本番に入れる。実はその関数は存在せず、後から大量のエラー。原因も分からず時間を溶かす。
検算する
まず小さなサンプルで動かして結果を目で確認。存在しない関数ならすぐエラーで気づけるし、想定と違えば入れる前に直せる。
なぜ基礎があると検算できるのか
これまで学んだ[[variablclienrequest・・[[data-structurclienrequestの基礎があると、「この答え、入力と出力の形が合ってないぞ」と違和感に気づけます。基礎は、AIの答えを採点するための採点基準なのです。丸暗記ではなく、考え方を持っているかが効いてきます。
AIにはこう頼む
「この手順、事実かどうか自信の度合いも添えて」「確かめる方法(テストの仕方)も一緒に教えて」と頼むと、検算の足がかりが手に入ります。ただし最終確認は必ず自分で。
覚えておきたいのは、疑うことは失礼ではないということ。AIは疑われても傷つきません。むしろ「確かめる前提で使う」のが、AIと長く上手に付き合うコツです。
読んでも腑に落ちない所は、AIに噛み砕いてもらいましょう。
理解度チェック
答えられれば、面接で説明できる状態に一歩近づきます。
ハルシネーションの説明として最も適切なのはどれ?
検算の具体例として不適切なのはどれ?
なぜ「基礎知識があるとAIの答えを検算しやすい」のか、あなたの言葉で説明してください。
記述式です。まず自分の言葉で答えを考えてから、模範解答を開いて自己採点してください。